病後児保育について
病気の「回復期」であり、集団生活が困難な期間において、専用保育室にて一時的に保育を行います。症状の急変が認められないお子さまを保護者の就労などで自宅での保育が困難な場合に限り、園でお預かりいたします。
安心して子育てができる環境の向上と保護者の就労の支援を目的としています。
※「回復期」とは・・・
医療機関による入院加療の必要はないが、安静の確保に配慮する必要があり集団生活が困難な状態。
◎利用対象者
※次の①~④を全て満たす場合にご利用できます。
①あっぷる保育園 糸島でお預かりしているお子さま(6ヶ月~5歳児)
②病気のために症状の急変は認められないが、完全な回復に至っていないことから、集団保育が困難な場合
③保護者が就労などのやむを得ない理由により、家庭で育児を行うことができない場合
④医療機関を受診し、園指定の病後児依頼書を提出した場合
◎利用時間
月~金 / 午前8:00~午後5:30
※土・日・祝日の病後児保育は、行っておりません。
◎定 員・・・2名(先着順)
◎対象となる病気と回復期の考え方
- 風邪、消化不良(多症候性下痢)など、お子さんが日常かかる病気
- 流行性耳下腺炎などの伝染性の疾患で、かかりつけの医師が感染の心配はないが保育園での集団生活は難しいと判断した場合
- 喘息などの慢性疾患
- 熱傷などの外傷性の疾患
◎病後児受け入れ基準
- 医療機関による入院加療の必要はないが、安静の確保に配慮する必要があり、集団生活が困難な状態、及び保護者が保育をできない場合
- 医療機関受診後の子ども(園指定の病後児依頼書持参の場合)
- 病気回復期であること
- 利用時体温37.5度以下
◎お預かりできない具体例
例)昨日37.5度の発熱があり、今朝は37.9度の発熱がある。この場合は回復期とは言えず、体調が悪化していると考えられるため、お預かりできません。
例)昨日38.7度の発熱があり、解熱剤を使用し今朝37.0度になった。この場合は解熱剤で下げているため回復したとは考えられないため、お預かりできません。
例)昨日から、食事・水分が十分に取れず、ぐったりしている場合、急変する可能性があるので、お預かりできません。
※熱が38.0度を超えて朝からぐったりし、水分が取れてない症状や伝染性の初期、利用当日に症状がぶり返すなど再度受診が必要と思われる場合、お預かりはできません。
◎規 約
- 体調が悪くなったお子さまへの対応は、早急に保護者に連絡いたします。
- 利用される場合は、前日までのご予約が必要です。
- インフルエンザ・おたふくかぜ・水疱瘡・嘔吐下痢症などの感染症のお子さまをお預かりすることはできません。
- 必ず、専門医院を受診されて園指定の病後児依頼書をご提出ください。
- お子さまの症状により、看護師の診断で専門医院の受診が必要と判断した場合にはご連絡させていただきます。
- 感染力が強いと思われる疾患や症状の急変の可能性が高い場合等、医師の判断により受け入れ困難なものは除きます。
- 隔離が必要な場合は、そのときの状況によりお預かりできないこともあります。
- 症状が重症の場合によりお断りすることもあります。